成人式。

朝六時起床。七時には美容院入り。
式は一時半からだというのに、何だこの早さは。
時間もないし、起きた直後にご飯は食べられないので、取り敢えず美容院へ急ぐ。
着いた先には既に先客があり、その子は九時半の式に出るために五時から来ているそうでだ。アリエナイョ。
とにかく髪の毛をセットする。この日の為に延ばしていた甲斐があり、付け毛のようなボーリュームたっぷりのくるんくるん。見た目とは違うガチガチに固められた頭。
いよいよ着付け。
地元の個人経営の小さな美容室だったので、大して期待などしていなかったのですが、以外に凝った帯の結び方と、飾り紐やら何やら。帯に何か桜が刺さってますけど!
案外苦しくも無く、こりゃ余裕だな、とか思ってたのが間違いでした。
ルンルン→腰動かなくない?→背筋スゴイ伸びてない?→腰痛が・・→苛々。
会場に着く前に既に苛々。着いてからは人の多さに苛々。
基本的に人見知りなワタシなのだが、こーゆー場所は頻繁に声を掛けられる。中学の知り合いだったり高校の知り合いだったり・・。仲良かった人なら良いけど、話した事ある、程度の人なら素通りして欲しい。会話が続かなくて気まずいから・・・。
仲の良い友達を見付けては写真を取り捲っていると、一緒に来た地元友達の良し子(仲良し子)と逸れてしまった。人多いし(苛)
独りでどーしよーと歩き回っていると、高校の仲良し子たち(子持ち有り)と合流。類は友を呼ぶって奴ですか。
会場で目に付くのは振袖より袴。到着する前から地元の良し子とバカっぽいねと話していたのですが、まだまだ甘かったです。立ち話をしている我々の傍を通り過ぎようとしているのは、五人ほどの袴集団。しかも全員色違い。白、赤、黄色、オレンジ、ピンク、グリーン。六人か。ピンクって!色取り取りのバカ、と堪え笑い。
すると手を振りながら高校の仲良し子が歩いて来た。隣には彼氏と思しき男。その彼の姿を見て一同苦笑い。
うわーコイツもバカだー。
そんな成人式。